関係性の中に安心を作っていく修復的実践
クラスづくり、居場所づくりの知恵ー 安全に人とつながる時間のつくりかた ー
対人間の心の傷つきやストレスが心身に与える影響や回復の可能性を知り、科学的根拠をもった対応をする「トラウマインフォームドケア:TIC」と、集団の中に信頼や安心を醸成する「修復的実践:RP」。この二つについて知り、対話の体験をしていただく体験型セミナーを実施しています。
海外の研究では、TICやRPを導入した学校は、学習環境がより安心・安全なものになり、問題行動の減少、学力の向上といった効果が報告されています。また、近年日本の学校現場で普及が進んでいるポジティブ行動支援(PBS)との併用も見られます。
これまでに参加された方々
教師、保育士、スクールソーシャルワーカー、スクールロイヤー、スクールカウンセラー、青少年の居場所づくりに関わる方など
体験者の感想
・「対話することで自分を知ってもらったり、相手のことを知れるうれしさを体験することができれば、安心安全な学校が作っていけると
体験を通して感じることができました」
・「保護者の集まり、職員の集まり、子どもの知り合う段階で活用したい、できると思いました」
・「子どもたちの気になる行動をトラウマの視点で見られるようになりたい」
・「ぐるぐるトークを実践して対話を通してつながり合える集団づくりをめざしたいと思いました」
・「ヤングケアラーのピアサロンで使ってみたい」など
参加のお申し込みはこちら
所属機関や学校で、グループの導入をご検討になりたい場合は、こちらまでご相談下さい。
主催:こじらせぼうしラボ (旧:トラウマインフォームドケア修復的実践研究会)
TICとRPの情報や実践について話し合ったり、対話の体験会を企画運営する研究会です。
子どもへの性暴力 第2版
PTSD発症リスクの高い性暴力。 実に、女性の2、3人に1人、男性の10人に1人が性暴力にあっているという調査が出ています。
今の問題や生きづらさに、ひょっとしたら過去に受けた性暴力が影響しているかもしれません。性暴力というトラウマについて知り、二次加害を防ぎながら関わるために必読の1冊です。
第5章「支援者へのトラウマの影響」を担当させていただきました。
非行少年に対するトラウマインフォームドケア
ルールが守れない、迷惑行為を繰り返す、周りはうんざり、居場所がなくなる。そしてその先は…。説得も罰則も効かない、いったいどんな関わりをしていったらいいのか…そんな気持ちになっている全ての大人に読んでいただきたい1冊です。3章「個別的トラウマを理解する」と8章「トラウマインフォームドな予防」の翻訳を担当させていただきました。こちらからご購入いただけます。
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