トラウマに関する基礎知識:
3つの動画にまとめています。ご視聴希望の方はご連絡ください。
・トラウマの基礎知識① トラウマインフォームドケアって?(約16分)
・トラウマの基礎知識② 支援者へのトラウマの影響(約11分)
・トラウマの基礎知識③ 再トラウマの予防とセルフケア(約14分)
活用例:
■一人で視聴する
■既存の研修の中に組み込む
■職場会議の前後に全体で共有する
理解する上で大切なこと:
・みんなで知ること
・トラウマ反応が現れるメカニズムを知ること。(個々のトラウマ体験の詳しい内容を聞き出すことという意味ではありません)
・理解する目的は、困っている本人が知って対応できるようになる道のりを、本人の安心感を最優先にしながら支えること
トラウマの理解を深めることによって、以前は気づかなかった傷に気づいたり、葛藤を感じたりして、短期的に心理的負担が増すことがあるという報告があります(Baker et al. 2018)。それもトラウマの影響です。知ることや感じることによって生じる疲労に対しても、意識的に労わり、ねぎらい、ケアしていただけたらと思います。
ご自身にあった休息やリフレッシュ方法があるといいですね。いつでも、どこでも、すぐに取り組める「セルフケア」スキルをお探しの方は、こちらもどうぞ。
出張講座・オンライン講座
職場や仲間うちで、トラウマの理解、セルフケアについて、ワークショップなどを織り交ぜた勉強会を開催したいという場合、出張講座を受け付けておりますのでこちらからご連絡ください。 過去の研修、講座の一覧はこちら
参加者の感想
・トラウマを持つ利用者の各反応を、メカニズムから理解して把握するための知識を得られた。再トラウマの発生を防止するという視点を
持ってケースに関わることができる。
・体験者のことが支援者に影響することなど、二次的、三次的に影響することがわかったこと。支援者同士でケアすることが意識できた。
・自分の対応が安心してもらえるかどうかトラウマをあたえてないかどうかについて考え、気づきをみがいていこうと思いました。
子どもへの性暴力 第2版
PTSD発症リスクの高い性暴力。 実に、女性の2、3人に1人、男性の10人に1人が性暴力にあっているという調査が出ています。
今の問題や生きづらさに、ひょっとしたら過去に受けた性暴力が影響しているかもしれません。性暴力というトラウマについて知り、二次加害を防ぎながら関わるために必読の1冊です。
第5章「支援者へのトラウマの影響」を担当させていただきました。
非行少年に対するトラウマインフォームドケア
ルールが守れない、迷惑行為を繰り返す、周りはうんざり、居場所がなくなる。そしてその先は…。説得も罰則も効かない、いったいどんな関わりをしていったらいいのか…そんな気持ちになっている全ての大人に読んでいただきたい1冊です。3章「個別的トラウマを理解する」と8章「トラウマインフォームドな予防」の翻訳を担当させていただきました。こちらからご購入いただけます。
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